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児童指導員に向いてる人とは?適性や仕事に必要なスキルを紹介

児童指導員に興味がある人にとって、自分が児童指導員に向いているのか、適性があるのかということは非常に気になるのではないでしょうか。

子どもと接する仕事である児童指導員には、向き不向きがあります。

この記事では、児童指導員に向いてる人の適性や仕事に必要なスキルについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

児童指導員に向いてる人、適性とは?

児童指導員に向いてる人、適性とは?
児童指導員はご想像の通り簡単な仕事ではありません。そのため、児童指導員に向いてる人と向いてない人の特徴が存在します。

児童指導員に向いてる人の特徴やその適性について解説します。

子どもが大好きな人

児童指導員に向いてる人の特徴や適性としてまず大前提なのが、子どもが好きであるかどうかです。

好きと言ってもただ見ていると可愛さに癒されるというだけでなく、子どもと接することで生きがいを感じるような人が児童指導員に向いてる人と言えます。

児童指導員は、家庭環境が複雑で心を開くことが難しい子ども達の親または先生の代わりになって愛情を注ぎ、時には厳しく指導しなければなりません。

児童指導員は0歳〜18歳の子ども達と接することになりますが、たとえ子ども達が問題を起こしたとしても、その意図を汲んで正しい方向に導けるような心の広さをもつ必要があります。

責任感がある人

児童指導員は子ども達を相手に仕事をするわけですから、常に責任が伴います。

自分が子ども達の親や先生の役割を果たす必要があるということを常に自覚しながら、仕事に臨まなければなりません。

学生時代にリーダーを任せられる機会が多かった人や、職場で責任あるポジションに就いたことがある人は、児童指導員の適性があると言えます。

誰かがやるからいいや、自分には関係ないというようなスタンスでは児童指導員の仕事は務まりません。

体力がある人

児童養護施設などの入所式の施設で働く児童指導員の場合は、夜勤のシフトもあります。

そしてその多くは、ずっと夜勤シフトというわけではなく週ごとに日勤のシフトと交互になるなど不規則になりがちです。

このような労働環境でも体調を崩さないような基礎体力が、児童指導員には必要になります。

夜勤シフトが存在しない職場もありますが、児童指導員の仕事内容は子ども達と抱っこなどのスキンシップをとる、一緒にスポーツをする、洗濯や洗い物をするなどの体力を使うものが多いので、いずれにしても体力があることが重要です。

社会貢献に生きがいを感じる人

福祉の仕事は基本的に給料があまり高いとは言えません。給料よりも社会に貢献することへの喜びや達成感を重視できる人は、児童指導員の適性があると言えます。

近年では核家族や離婚率、貧困世帯の増加などによって家庭環境に問題を抱える子どもも増えています。

児童指導員の仕事は、こういった社会問題を解決するためにあります。

困っている誰かを支えたい、社会の役に立ちたいという思いが強い人に向いてる職業です。

他人との信頼関係を築ける人

児童指導員が接することになる子ども達は、発達障がいをもっている、心に傷を負っているというケースが多いです。

子ども達に心を開いてもらえない、言語でもコミュニケーションが難しいといった状況の中で重要になるのは、他人との信頼関係を築くことができる能力です。

他人と信頼関係を築くためには、まずは自分から心を開き相手を受け入れること。

子ども達を接することに少しでも恐怖する不安がある場合はそれらが相手にも感覚的に伝わり、相手も心を開きにくくなってしまいます。

トラブルに落ち着いて対処できる人

児童指導員の仕事にはトラブルがつきものです。

施設に通う子ども達が学校や他の施設で問題を起こしてしまうこともあれば、同じ施設内で子ども同士が喧嘩をするなどの事態が発生することもあります。

そのようなイレギュラーな対応が必要になった場合でも、子ども達の間に入って話を聞いて状況を把握し、自分が何をするべきか素早く判断することが必要です。

子ども達を指導する立場の児童指導員が慌ててしまっては、問題がエスカレートする可能性もある上に、子ども達の信頼も得られません。

公私の切り替えが上手にできる人

意外に思うかもしれませんが、公私の切り替えが上手にできるというのも児童指導員にとって大事なことです。

福祉業界で働く意思のある人は、優しくて自己犠牲的な考えが強い傾向にあります。

そのためプライベートでも常に施設の子ども達のことを心配してしまう、仕事をしなければという思いに支配されてしまうといったことも。

児童指導員は子ども達だけでなくその保護者とも面談をするため、両者の考えに板挟みになって頭を抱えることや、家庭の問題が深刻な子ども達の対応に悩むことも多いです。

そのため公私を上手く切り替えられないと、業務外でも悩み続けることになってしまい、
心の休息がとれません。

児童指導員として健康な精神状態を維持するためには、公私の切り分けも大事です。

児童指導員に必要なスキルとは?

児童指導員に必要なスキルとは?
児童指導員に向いている人の特徴や適正がわかったところで、仕事に必要なスキルについて見ていきましょう。

ここで紹介するスキルを今もっていない場合でも諦めずに、これから学生生活や仕事で習得できるように意識すれば身につくでしょう。

深いコミュニケーションができる能力

コミュニケーション力と聞くと単に上手に話せる能力と捉えがちです。

しかし本当のコミュニケーションというのは言葉で会話をすることのみならず、言葉なしでも意思疎通をすることです。

様々な傷や悩みを抱える子ども達や精神的に苦しむ保護者の気持ちや言葉の真意を汲み取るためには、うわべではない深いコミュニケーションができるスキルが必要になります。

臨機応変に対応できる能力

児童指導員の仕事は、決められたことをずっと同じようにやるものではありません。

療育プログラムなどの決められたアクティビティや洗濯、掃除などの日常のルーティンワークももちろん存在しますが、子ども達を相手にしているだけあって様々なトラブルが発生します。

どんなトラブルが起こっても自分で考え臨機応変に対応できる能力は非常に重要です。

忍耐力

児童指導員には忍耐力も必要です。子どもは思い通りに行動してくれないことがほとんど。

何回同じことを言っても言うことを聞いてくれないこともあるでしょう。そんな時でも根気よく子どもを説得する必要があります。

怒りの感情が湧いてくることも少なくないかもしれません。かといって感情的に子どもを怒鳴り散らしても何の解決にもならないばかりか、子どもとの信頼関係も損なう可能性があります。

洞察力

児童指導員は子ども達のことをよく見ていなければなりません。

子ども達が安全に過ごせるようにするためというのも理由の一つですが、子どもと直接接していない時でも子ども達を観察し続け、それぞれの性格や特性を理解する必要があるためです。

また、大勢の子ども達の相手をする際に広い視野で見る能力も必要になります。

児童指導員に向いてない人の特徴とは?

児童指導員に向いてない人の特徴とは?
これまで、児童指導員に向いてる人の特徴や適正、仕事に必要になるスキルをご紹介してきました。

反対に、児童指導員に向いてない人の特徴も気になりますよね。

どんな人が児童指導員に向いてないのかということについてお話ししていきます。

やりがいよりも給料を重視する人

児童指導員をはじめとする福祉関係の職種は、給料が高いとは言えません。

そのため同世代の平均年収よりも年収を上げて、豊かな生活をしたいと考えている人には福祉の仕事は向いていないということになります。

仕事を選ぶ第一の基準が給料という人にとっては、仕事内容や責任のわりに給料が少ないと感じてしまい長く続かないでしょう。

給料よりも仕事のやりがいを重視できない人には児童指導員の仕事をおすすめしません。

体力がない人

前述したとおり児童指導員の仕事は体力勝負です。

子ども達と一緒に身体を動かすだけでもかなり体力を消耗する上に、職場によっては夜勤シフトがある場合もあります。

基礎体力に自信がなく疲れやすい人や、生活リズムの変化によって体調を崩しやすい人は児童指導員には向いてないと言えます。

人の指示がないと動けない人

マニュアル通りの接客を求められるお店であればその指示通りに仕事をしていても問題ないかもしれません。

しかし児童指導員の仕事は普段起こらないようなトラブルも多く、臨機応変な対応が求められることもしばしば。

人から指示された仕事しかできず、自分で考える習慣や、自分から積極的に行動する習慣がない人には厳しいでしょう。

イライラしやすい人

子どもは予想外の行動をし、なかなか言うことも聞いてくれません。心を開いてくれない子どもであれば言い聞かせるのも苦労するでしょう。

子どもはそういうものという前提で接し、子どもに思いが伝わるまで気長に待つ必要があります。

普段、人を話している時にすぐイライラして感情が表に出てしまうタイプの人や、短期で物事が思い通りに進まないと不快感を覚えるという人は児童指導員には向いていません。

気持ちの切り替えができず落ち込みやすい人

児童指導員の仕事には難しいものも多くあります。

子どもを相手にするため自分が思ったように上手くいかない場合もあれば、子どもを取り巻く環境が複雑で解決が難しい問題にぶつかることも。

トラブルに対して臨機応変に上手く対応できずに落ち込む、心を開いてくれたと思った子どもとの心の距離が離れてしまうということもあるでしょう。

たとえ落ち込んだとしても素早く気持ちの切り替えができることが大事です。

失敗をいつまでも引きずることで仕事に集中できず失敗を重ねる可能性もあるので、気持ちの切り替えが苦手な人は児童指導員に向いていないと言えるでしょう。

まとめ

児童指導員に向いてる人はどんな人かについてとその適正、向いてない人の特徴をご紹介してきました。

児童指導員に向いてる人の特徴にみなさんの性格は当てはまっていましたか。

児童指導員を目指しているけど向いてる人の特徴に当てはまらなかったという場合でも、これから適性を身に付けられるように努力すれば問題ありません。

児童指導員になりたいという強い思いがあれば、適性のある人材になることができるでしょう。

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ゆかっち

新卒で介護職を経験し、介護の仕事の魅力を体感しました。現在は「介護ノート」の運営者として、介護職の厳しさだけでなく魅力を伝えるために活動しています。