介護資格・職種 情報
介護福祉士に向いている人の特徴とは
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身体的に不自由であったりして日常生活を送る人のお手伝いをする介護福祉士ですが、向いている人の特徴というのはどんなものなのでしょうか。
これから介護福祉士を目指そうと思っている人は気になるところだと思うので、ぜひこの記事で確認して見てください。
目次
介護福祉士に適性のある人
では、介護福祉士に向いているのはどんな人なのでしょうか。
早速、介護福祉士に向いている人の適性・特徴についてご紹介します。
自分の性格や特徴と一致するか考えながら読んでみてください。
介護に関する知識がある人
介護福祉士は介護業務を行いますので、介護の専門職として高いレベルの知識や技能を身につけていることが求められています。
介護福祉士になるのに国家資格が必要になるので、介護の知識・技術がある方が当然ながら向いていると言えます。
後で紹介しますが国家資格がなくても介護職につくことはでき、現場で知識と技術を身につけるという手段も取れるので、まだ知識がないという人でも安心してください。
人のお世話が好きな人
介護福祉士は名前の通り介護を必要としている人のお世話をすることになるので、人のお世話が好き、面倒見が良いという性格の人は向いていると言えます。
また、介護の他にも介護福祉士は他の介護職員の教育を担当することがあります。
介護サービスの質の向上のため、さまざまな取り組みを要介護者の周りの人に指導することもあるでしょう。
介護している人との行動がほとんどだと思われる介護職ですが、人に何かを教えるという機会は多いです。
以上のことから人のお世話が好きな人は介護福祉士に向いていると言えます。
コミュニケーションが苦じゃない人
ここまででわかる通り、介護福祉士は人とのコミュニケーションが多い職業です。
特に初めて会う人に対しても積極的に話しかけていくことも少なくありません。
馴染みやすい人の方が介護される人も一緒にいてストレスを抱えないで済みます。
コミュニケーションが得意でなくても楽しいと思える人であれば十分に適性があると言えます。
忍耐力のある人
キツいイメージの強い介護職ですが、力仕事が多いのも事実としてあります。
働く環境にもよりますが、やはり現場に入りたてから慣れるまでは辛いと感じることも多いでしょう。
介護福祉士にまでなると周りの人を引っ張っていくこともあるので、辛い時でも乗り越える気持ちのある、忍耐力がある人が向いていると言えます。
介護福祉士に向いてない性格・特徴
ここからは反対に介護福祉士に向いていない人の性格・特徴について解説します。
こちらも自分にどれくらい当てはまっているか考えながら読み進めてみてください。
潔癖なところがある
介護の仕事をする上では、どうしても利用者の身体に触れることや、排泄物などの処理も行わなければいけません。
潔癖なところがある人にとっては大変だと感じる業務が多いでしょう。
潔癖でなくても最初は抵抗のある作業もあるので、気にし過ぎず、とりあえずやってみる気持ちが大切です。
コミュニケーションが辛いと感じる
先述したように介護業務では、多くの人とコミュニケーションを取りながら介護サービスを提供します。
そのため、人と話すことが辛い、苦手だと感じる人は苦労を感じるでしょう。
しかし、人と話していくうちに仕事が楽しくなったという人ももちろんいるので、コミュニケーションが苦手だからと諦める必要はありません。
体力に自信がない
介護の仕事は基本的に立ち仕事も多く力仕事も行うので、体力が必要になる場面が数多くあります。
体力に自信がない人は、日々の業務を辛く感じることもあるでしょう。
業務を行っていくうちに慣れてはいきますが、最初はどうしても辛い仕事もあるので、めげずに頑張りましょう。

向いてない性格・特徴だとしても介護福祉士にはなれる
介護福祉士に向いている特徴と性格、向いていない特徴と性格についてそれぞれご紹介しましたが、誰にでも得手不得手はあるものです。
何度も記述していますが、向いていないからといって諦める必要はありません。
向いていないから介護福祉士になれない、ということでは全くないのです。
誰しも最初は初心者で、慣れていなくて辛い仕事というのは多くの介護福祉士が通った関門でもあり、他の職業でも同様の辛さがあります。
介護福祉士の資格を取得してから、自分に合った職場や働き方を探すこともできます。
「介護福祉士になってみたい!」という気持ちがあるなら、ぜひチャレンジしましょう。
介護福祉士に必要な資格
それでは介護福祉士になるためには一体どんな資格が必要になるのでしょうか。
ここからは資格と無資格でも就ける仕事についてご紹介します。
国家資格
介護福祉士になるには国が定めた国家試験に合格する必要があります。
受験資格がいくつかありますので、以下に受験資格取得の方法を列挙しておきます。
- 養成施設ルート
- 実務経験ルート
- 福祉系高校ルート
- 経済連携協定(EPA)ルート
以上の方法で国家試験の受験資格取得の方法となります。
より詳しく知りたい人は介護福祉士の資格取得に関する記事を以下に掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。
無資格でも介護職に就ける
実は無資格の人でも介護職に就くことは可能です。
理由としては、無資格向けの求人も存在するほど今は介護職の需要が高く、仕事を探すのはそう難しくありません。
アルバイトやパートの求人も多いため、経験を積んでから介護福祉士を目指すことができます。
まずはアルバイトやパートから初めて見るのも一つの手と言えるでしょう。
まとめ
ここまで介護福祉士の適性についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。
「自分は向いているからやってみたい!」と感じた方もいれば、「あまり向いていなさそうで心配だ」と感じた方もいるかもしれません。
しかし、ここに載っている適性だけで介護福祉士になること諦める必要はありません。
現在、介護福祉士は国家資格の保有者として、介護の現場や介護の現場以外でも幅広く活躍しています。
介護福祉士という職業や資格に魅力を感じ、興味を持ったならぜひ資格を取得を目指してみてください。